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長嶺琉登

  • CHARACTER
  • PROFILE
  • 沖縄ヤクザの沖栄会の構成員。辻町の「じゅり」の一人息子として育った。 一番の踊り子が持つ銀のジーファー(かんざし)を挿していた母親は、息子を残したまま自殺を装ってヤマトに出たまま。すべては、そんな彼女の死ぬ前の夢のような体裁とも取れる物語になっている。偶然出会った理知という不思議な踊り子にジーファーを託して、金を稼ぐためにヤマト電力放射能除染作業に行くが、作業途中の余震によって被曝してしまい島に戻ることになる。

  • 美勇士

    両親が桑名正博、アン・ルイスという音楽に恵まれた環境の中でその才能を伸ばし、幼少の頃より音楽を志す。2008 年にバンド「トライポリズム」を結成しボーカルとして活動を開始。2009 年にシアトルにて行われた、3万人動員したアニメフェス「サクラコン」にゲスト参加し、2日に渡りライブ出演を果たした。 2013 年には自身が作詞作曲し、両親も制作に参加したシングル「One」を発売。同時に桑名正博一周忌ライブを敢行した。 最近では、玉置浩二に才能を認められ 2014 年発売のニューアルバム「GOLD」にコーラスで参加、同名のツアーでもシンガー、サポートメンバーとして全国 23 公演回り切った。 現在は、FM 愛知「美勇士くんステーション」の MC や、多数の TV 番組へのゲスト出演、ドラマ、映画、ミュージカルなど俳優業にも挑戦し、多彩なタレント能力を生かし様々なジャンルで活動の幅を広げている。

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理知

  • CHARACTER
  • PROFILE
  • 辻町の「じゅり」と呼ばれる沖縄芸者。この街が本土の芸者街と違うところは、男が入り込めない女たちだけで管理された街だったこと。両親に捨てられ売られたという悲しい生い立ちの娘たちが、肩を寄せ合い暮らしていた。 そんな中でも理知は、他の芸者たちと馴染めないばか りか、他人の旦那を寝取った罪で料亭から追い出される嫌われ者。しかし、琉登が持っていたジーファー(かんざし)を髪に挿した時だけ、彼の母親の思いが乗り移るという憑依体質があり、さまざまな場面で琉登を手助けする。

  • YUSURA

    イギリス在住のサーカスパフォーマー。ヨーロッパサーカス協会FEDECの公式プロフェッショナルメンバーであり、シルク・ド・ソレイユの公式アーティスト。コンテンポラリーサーカス、フィジカルシアターを軸に独自の領域を開拓しており、舞台においては様々なキャラクターを演じる。映像作品への参加としては、親交の深いティム・バートン監督の「ダークシャドウ」にダンサーとして出演。また、同監督が俳優として出演したショートムービーでも共演した。 今年の夏からは、シルク・ド・ソレイユの「O」や、ウィン・ラスヴェガスの「ル・レーヴ」のクリエイターであるフランコ・ドラゴンの指名を受け、マカオのシティ・オブ・ドリームズでのショー「TABOO」へ長期出演している。

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小百合

  • CHARACTER
  • PROFILE
  • 琉登の同級生。幼少時、琉登の母が手榴弾で自殺した現場に一緒に遭遇する。東京で看護師になるために水商売をしていたところ、偶然にも琉登と再会。だが、ヤクザの抗争事件が起きて、逮捕された琉登と離ればなれに。しかし、人生の奇縁は続き、看護師になった彼女は驚くべき人と再会することになる。

  • 細谷美樹

    沖縄で活動するラジオパーソナリティ、ローカルタレント。愛称は「ミキトニー」。自らを「池武当のブリトニー・スピアーズ」と称している。大学進学のため上京し、卒業後、語学留学のために半年間渡米する。帰国後、2010 年1月より、エフエム沖縄「ゴールデンアワー」でパーソナリティとして活動するほか、イベントや結婚式のMC、CM 出演など多岐にわたる。 2011 年よりMikitney Love名義で歌手活動も開始。女優としては本作が初となる。

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琉登の母

  • CHARACTER
  • PROFILE
  • 琉登の母は辻で一番の踊り子の「じゅり」だった。戦後の辻で、沖縄の日本復帰から現在までの間も琉球文化を継承したのは、このじゅりがいたからこそ。現存する最後の料亭「那覇」が戦後に新橋の駅前に支店を設けて、返還まで尽力する政治家たちのたまり場になっていたという。このエピソードを料亭の上江洲社長から聞いた出馬監督は、母がヤマトの料亭に派遣されるというストーリーを創った。

  • 玉城節子

    5歳にして玉城盛義師に指示し、高校3年生で師範に。玉城流飛節会の家元として、琉球舞踊会において燦然と輝き続ける国指定重要無形文化財「琉球舞踊」(総合認定)保持者。格調高い古典芸能を守る一方で、県外、海外でも積極的に公演を行い、琉球舞踊の発展と継承に貢献してきた。今回は映画初出演で、主人公・琉登の母親役という大役を務めた。

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アキラ

  • CHARACTER
  • PROFILE
  • ヤマト電力事故調査委員会と名乗り、本土の原子力発電所で被爆をした琉登たちの事実を隠蔽するべく派遣された殺し屋。飄々としているが貧乏揺すりが絶えない気分屋。また、若林と共に同性愛者だが、甘い蜜月は互いに信頼し合っていても、今回は嫉妬と同情にむせび泣くという皮肉なドラマを誘発する。

  • 伊禮俊一

    沖縄県伊是名島出身。幼少から「尚円太鼓」にて国内外公演を経験、高校進学から三線を始めた。その後、さまざまなジャンルの音楽を経験し、2010年5月メジャーデビュー。沖縄を中心にライブ活動を行い、サマーソニックやARABAKI ロックフェスなど大規模フェスにも出演している。「三線ポップス」と自称する斬新なスタイル、独特のハスキーボイスが世代を問わずファンを増やし続けている。音楽活動以外に役者の経験もあるが、映画の出演は本作が初となる。

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若林

  • CHARACTER
  • PROFILE
  • 現野辺政権の秘書。辺野古が基地移転をするために米国との密約を結ぶ裏方として沖縄に派遣された。この若林役のモデルは、佐藤首相の沖縄返還時に核の持ち込みなどを許す密約を仕切った若泉敬。その息子として今回のキャラクターが誕生した。辺野古の基地移転の反対の時勢にあながち虚構にならない話だ。

  • 九十九一

    大阪出身。ピン芸人として活動を開始、上岡龍太郎氏に師事した後上京。1982年「お笑いスター誕生」で10週勝ち抜きグランプリを獲得。同年、ゴールデンアロー新人賞、日本放送演芸大賞最優秀ホープ賞を受賞。1985年には井筒和幸監督「金魂巻」で主役を演じる。芸人であることにこだわり、一旦はテレビを退いたが、現在は映画やテレビドラマでも活躍するほか、自身で作・演出も手がける「九十九夜一夜物語」シリーズで独特なツクモワールドを展開。

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守康

  • CHARACTER
  • PROFILE
  • 本作品で重要なアイテムであるジーファー職人。琉球王朝時代の独自の伝統文化として金くがにぜーく細工は、金や銀などに細やかな細工をほどこした装飾品を生み出 した。現在も首里で昔の製法にこだわる又吉健次郎氏にインスパイアされた出馬監督は、琉登の母親が残したジーファーの秘密と彼の人生の秘密を暴く黒子的存在として守康を生み出した。

  • 大工哲弘

    沖縄県石垣市出身、那覇市在住。八重山地方に伝承される多彩な島唄をこなす「八重山民謡」の第一人者。1999年に沖縄県無形文化財保持者に指定される。県内外及び海外コンサートにも多く出演し、CD アルバムも現在まで 20枚以上リリースされている。最近では「ブルーヤイマ」を発表。また「大哲会」の支部を全国に持ち、沖縄・八重山民謡の普及・育成にも力をそそぐほか、NHK 沖縄放送局の『うちなぁジョッキー』にもレギュラー出演し、八重山民謡の解説などを担当している。2015年・琉球民謡音楽協会名誉会長に就任。現在、沖縄でもっとも幅広い活動をしているミュージシャンである。

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瀬名波会長

  • CHARACTER
  • PROFILE
  • 琉登の所属する沖縄ヤクザ「沖栄会」会長。立派な豪邸暮らしだが、根は昔から沖縄にいる好々爺。また、妻シズは辻のじゅりであったことを告白、政府の見舞金と称する取引にも目もくれないブレない男。そして、沖縄戦の体験者として沖縄の暗い過去を背負いながら、夢のない男たちの父親役を自覚していく。

  • 小澤公平

    小説家、脚本家、作詞家、作曲家。両親は美空ひばりの大ヒット曲「リンゴ追分」の作詞・小沢不二夫と女優・市川弥生。15歳の時にラジオ俳優としてデビューし、1981年に俳優業を引退するまでNHK の大河ドラマ「竜馬がゆく」を始め、220本を超す映画、テレビドラマや舞台などで 活躍した。引退後は沖縄県に移住し、劇作家や脚本家として活動を開始。1984年に沖縄タレントアカデミーを設立し、安室奈美恵の発掘に関わり、仲間由紀恵や亜波根綾乃らを育て上げた。